ユッカ グロリオサ 本体60cm W100cm 口径26cm
¥27,800
アツバキミガヨランは学名をユッカ・グロリオサと言います。北米原産でユッカ属の耐寒性常緑低木です。現地では砂漠地帯に自生します。細長く鋭利な刀状の葉が多数集合して放射状に広がります。
叢生した葉の中心から長い花茎が真っ直ぐに伸びて分枝します。別種にキミガヨランという種がありますが、そちちらよりも背が低く葉が肉厚です。
基本的に葉を観賞する観葉植物ですが、成長したアツバキミガヨランが咲かせる花は非常に迫力があります。
クリーム色の釣鐘型の花を鈴なりにつけます。春と秋に2度咲きします。日本では株分けで増やします。
北米南部地方が原産のため寒さに若干弱い特徴をもちます。ですが、基本的に強健のため、関東以南の平野部であれば越冬も可能です。念のために藁やビニールなどでマルチングして防寒対策をしたほうが安心です。
アツバキミガヨランの原産地は砂漠地帯ですので日光をとても好みます。なるべく日当たりのいい場所に置き、冬場室内に取り込む場合もなるべく日光が当たる場所に置きましょう。
とはいえ、基本的に強健な植物なので、氷点下にならない地域であれば戸外で越冬も可能です。ただし、気温が15℃を下回ると成長が緩慢になります。
水やり
アツバキミガヨランは気温が低くなると休眠するので季節や気温によって水やりのタイミングを変えましょう。
気温15℃以上の主に春~秋の成長期は、土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えます。
気温が15℃以下になってくると成長が緩慢になってきます。そのため、水をあまり必要としません。水やりの頻度を減らし完全に土が乾いてから水やりをします。
また、真冬の時期は乾燥気味に管理することで葉や茎中の水分を減らすことにより耐寒性をあげます。
室内で管理している場合は特に、水やりとは別に、葉水をすることは病気やハダニを予防する意味合いもありますので年間を通して霧吹きなどでしてあげましょう。葉の中心にもホコリが積もりやすいです。葉水の際に濡らしたティッシュペーパーで拭うか、ハンディモップなどを用いて拭いてあげるといいですよ。
砂漠の環境下で自生しているので基本的に肥料は無くて大丈夫です。ですが与えた方が成長がはやくなります。その際は、成長が緩慢になる冬場は避けて、成長期の春から秋に与えます。緩効性の置き肥か液体肥料をあたえます。
土
加湿は根腐れを起こしてしまう原因になりますので、出来るだけ水はけの良い土を使います。
配合土の場合は、市販の観葉植物用の土2:赤玉土1:鹿沼土1の割合で混ぜることをおすすめします。
室内管理の場合は、土の表面に鹿沼土や化粧砂などで覆うとコバエの発生を抑えることができるのでおすすめです。