ハオルチア ハイドロ ガラスポッド H14cm W11cm
¥2,500
ハオルチアは、ロゼット形に育つ春秋生育型の多肉植物です。ほとんどの種は大きく育っても15cm程度と手ごろなサイズで楽しめ、一年中室内の明るい場所で育てられるため、最近の園芸の楽しみ方に適している多肉植物かもしれません。
園芸的には、葉が堅く株のシャープなフォルムを楽しむ「硬葉系」と、葉が柔らかく透明感のある種類を含む「軟葉系」に分かれます。どちらも密に重なった葉が放射状に展開し、幾何学的で整った株姿になるのが魅力です。
一部の種類では葉の先に「窓」と呼ばれる半透明な部分があり、その色合いや模様、光の透過具合などの妙を楽しみます。
南アフリカからナミビア南部にかけて約100種が知られますが、種の分類・統合の試みは現在も続けられています。
属名は英国の動植物学者で、多肉植物の専門家だったエイドリアン・ハウォース(Adrian H. Haworth 1768-1833)にちなんでいます。
科名:ユリ科で分類される場合もあります。
芸分類 観葉植物,多肉植物
形態 多年草 原産地 南アフリカ
草丈/樹高 2~20cm(花茎を含まず) 開花期 2月~6月 (種類による)
花色 白,ピンク 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い~やや弱い (種類による) 耐暑性 普通~やや弱い (種類による)
特性・用途 種類により、常緑性,カラーリーフ,盆栽向き,初心者でも育てやすい
ハオルチアを育てる場所は、1年を通して直射日光を避けた日当たりと風通しの良いところに置くとよいでしょう。ハオルチアは多肉植物の中ではたいへん珍しく、強い光や直射日光を必要としません。直射日光の下で育てても枯れることはありませんが、生長が遅くなったり、葉にみずみずしさがなくなり、元気がなくなったりします。
また、蒸れるのを嫌い、カーテン越しの窓際などの風通しが良く、日当たりがいい場所を好みます。1日中日が当たらない暗い場所で育てると生長しますが、思わぬ方向に葉が伸び形は悪くなります。玄関の直射日光が入らない場所や食卓の上などに飾ると、穏やかな気持ちにさせてくれます。
ハオルチアを栽培する適温は15~20℃のため、外に植えるのではなく、鉢植えにして室内で育てるのがおすすめです。鉢を回転させて日が全体的にあたるようにすると、葉の形がきれいに美しく育ちます。
春・秋の置き場所(生育期)
生育期である春と秋は、風通しのよい日なたに置くといいです。冬明けのときはいきなり日が当たるところに出すのではなく、厚めのカーテン越し・やや日陰・日が当たるところというように段階的に日当たりがいいところに少しずつ慣らしていくといいです。直射日光はよくないため、生育期ですが日差しが強い日はやや日陰の場所に置いてください。
夏・冬の置き場所(休眠期)
休眠期である夏は、風通しがいいやや日陰で管理するといいです。ハオルチアは直射日光を嫌うため、日の当たる場所におくと真夏は弱ってしまう可能性がありますから注意してください。また、ハオルチアの耐寒は5℃くらいなので冬は外には置かず、室内でかつ暖房の風が当たらない場所で管理する必要があります。室内であっても窓付近は外からの冷気で温度が下がっているため、窓付近に置くのもおすすめできません。