ビカクシダ コウモリラン H40cm W40cm 口径約18cm
¥13,980
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ビカクシダ(コウモリラン)
学名
Platycerium
英名
Staghorn Fern
和名
麋角羊歯
科名
ウラボシ科
属名
ビカクシダ属
原産地
アフリカ、アジア、オーストラリアなどの熱帯地域
ビカクシダは世界中の熱帯地域に分布する着生シダ植物で、「コウモリラン」とも呼ばれています。「コウモリラン」と呼ばれる由来は、垂れ下がる葉を「羽ばたくコウモリ」に例えたものだと言われています。
自生地では樹木に根を張り、くっつくように生きています。栽培する環境に合った品種を選び、育て方のコツを掴めば栽培は難しくありません。葉は着生状態の形を目指して展開するので、板、コルク、ヘゴ等の着生材に仕立てて栽培すると自然で美しい草体に仕上がります。
ビカクシダは変種や交配種などが多く存在し、愛好家も年々増えています。1株だけでもカッコいいのですが、丸く群生にしたビカクシダはとても迫力があります。自生地では樹木に着生しており、大きな群生株が1つの木に複数ついていたり、枝がビカクシダで覆われていることもあるそうです。数十年生きた大型種のビカクシダは人の背丈を超える事もあり、まさにモンスター級のシダ植物です。
園芸分類 観葉植物
耐寒性 弱い
耐暑性 やや弱い
【日当たり|屋外】
春~秋にかけて屋外で管理することができますが、直射日光を当ててしまうと、刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまうので、30%~75%の遮光をしてください。品種によって遮光率が変わってくるので、管理しながら調整してください。遮光するときに遮光ネットや寒冷紗を使用すると簡単に遮光することができます。遮光ネットと寒冷紗はホームセンターや園芸店だけでなく、100均でも購入することができます。
【日当たり|屋内】
ビカクシダは耐陰性があるので、屋内でも大丈夫です。しかし、日光が当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。室内だからと言って直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てて下さい。
【置き場所】
ビカクシダは高温多湿に強く、耐陰性もあるため、室内の日光が入る場所なら大丈夫です。 ただし、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動してください。日光の入る浴室などに置くこともできますが、熱いシャワーやカビに注意してください。
温度
ビカクシダは熱帯に分布しているため、暑さには比較的耐性があります。しかし寒さには弱いため冬場15℃程度になったら暖かい室内に取り込むようにします。品種にもよりますが、10℃以下にならないように保温してください。
用土
保水性のある水苔を主に使います。鉢植えの場合、水はけの良い用土がよいでしょう。
水やり
ビカクシダは寒さに弱いので季節や気温(室温)によって水やりのタイミングを変える必要があります。
【気温が10℃以上のとき】
主に春~秋の生長期では用土が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。葉がしおしおになり弱ってくるようならば水やりの回数を増やしてください。
【気温が10℃以下のとき】
ビカクシダは気温が10℃を切ってくると生長が緩慢になってきます。そのため、水をあまり必要としなくなるので、水やりの回数を減らします。具体的には、1週間に1回程度水やりをしてください。ビカクシダを乾き気味に管理し樹液の濃度を高めることで、耐寒性を上げることができます。
また、小さいビカクシダは乾燥に弱いので冬場は葉水を多めに行ってください。
肥料
基本的に肥料は無くてもよいのですが、与えた方が生長がはやくなります。
冬場の生長が緩慢になるときに肥料を与えてしまうと肥料焼けをする可能性があるので、春~秋の生長期に与えるようにします。
肥料の種類は適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回与えるか、緩効性の置き肥を与えてください。有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。